一酸化チッ素(NO)について・その1

バイアグラとの関係!!

これまで、血管を形造る細胞自体に、血管を弛緩させ・拡張させる物質を合成する機能のあることが分かっていました。
なんと、その物質が、酸素(O)とチッ素(N)が結合しただけの「一酸化チッ素(NO)」という単純なものだったのです!!

このことを発見した科学者には、1998年にノーベル賞が与えられたくらいですから、非常に重要な事柄だったのです。


一酸化チッ素と聞くと、私達はすぐ「車からの排気ガス」を思いだし、「体に悪い」という印象を持つことでしょう。
それが、体の中では非常に有効な働きをしているのです。


心臓の悪い人達が、急に苦しくなったとき「ニトログリセリン」を飲んでいることは知っていますね。
苦しくなるのは、血管が詰まり、血液を運ぶ能力が落ちたときの現象です。
そこでニトログリセリンを飲むと、体内で一酸化チッ素を発生し、血管を拡張させ、血流を良くすることで治めていたということになります。


この心臓疾患用として開発していた「薬」を何人かのモニターに試していたところ、非常に好評でサンプル要求が多くきました。
追跡した結果、なんとジイサマ達の喜びは他のところにありました。

男性の陰茎部にある神経で一酸化チッ素合成する作用を持っていて、性的興奮によって一酸化チッ素を出して勃起状態を引き起こしているのですが、かの「薬」はその作用を持続させることが出来ていたのです。

その作用をより特化させて出来たのが「バイアグラ」です。


「いきいき水素」を飲むと、体の中でエネルギー発生が活性化されるからか、「何かいいよ!」と喜んでくれているジイサマ達もいます。


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