世界首脳会議 G20

首脳会議について報道されている記事を読んで思うこと。


アメリカ  ブッシュ大統領
誰も目にも、今回の金融危機を生んだのはアメリカだと見えていますし、またアメリカの首脳自体も当然理解しています。
しかし、この後に及んでも、「金融に対してあまり規制を加えるべきではない。世界経済を沈滞させてしまうことを怖れている」と発言しています。


日本人だったら・・・財務長官など数人を引き連れて、各国首脳の前で全員揃って「申し訳ありませんでした」と頭を下げているところです。
しかし、「自分たちが悪かった」などとは決して言いません。
コメントは原稿をまる読みしているところを見ると、そう言わされているってことになりますか。
だから、他国の首脳からの冷ややかな視線は分かっているんでしょうね。


フランス  サルコジ大統領
彼は、「おい、アメリカさんよ!! この始末はどうしてくれるんだ」と言い切っています。
もう既にアメリカの時代は終わったと結論付けをしているようです。


特に今回の災害は「自由・資本主義」を額面通り「真面目」にやったヨーロッパ勢(国)がアメリカからの被害を大きく受けているように見えます。
だから余計に真剣です。


日本  麻生首相
「日本は、これからもアメリカ(ドル)についていきますから、ヨロシク!」と、そう言うだろうなと想定していたとおりの発言でした。
そして、今回のG20会議は有意義だったということです。


そう発言しておいて、これからグングン下向きな動きが止まらず、経済(企業)がドンドン破綻していったら、「有意義」ってなんだった・・・ということに成りかねません。


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