畑作日誌 2015.08.04(番外編)

きょうは畑作日誌「番外編」です。

藤枝市に住む、ある方の家のベランダで、しかも鉢植えで育ったコーヒー豆、その種の部分を取り出して、やっと焙煎にこぎ着けました。

焙煎したコーヒー豆

今年の6月頃、ある女性が事務所へ来て、「この豆をコーヒーにしてくれませんか?」という申し出。

「あのー、ウチではコーヒーの実からやっていないので・・・あなたのところでこの実を水に浸けて、ちょっと腐らせてから、中の種だけを取り出してみてください」


それで、諦めたと思っていたら w ぬあーんと「種」の部分を持ってきました。
ただ、その種には「薄皮」が付いていましたから、それを剥いてもらいました。


それで、出来た「生豆」が 81g になり、うちの焙煎器は 1Kg なので、もう空だき状態になりそう。

手網焙煎器

うんでもって、作ったのが「ザル式焙煎器」です。
まずはウチにある他の豆で試験的に焙煎し、その様子を確認したうえで「藤枝豆」に取りかかりました。
何せ、これまで手が掛かっているし、「これしかない」状況です!


いま、このレポートを書きながら、「藤枝豆コーヒー」を飲んでいます。
コーヒーベルトから外れている日本の藤枝で育ったコーヒー豆を少しだけ譲っていただきました。

やはり、暑い地域で、寒暖の差があって、実が大きくなり、それが熟して・・・
そういう環境が良いコーヒー豆にしてくれるんでしょう。

ここまでたどり着く過程が面白かった!!


コメント


認証コード5510

コメントは管理者の承認後に表示されます。