2016.02.02
カテゴリ:活性酸素
細胞のガン化はDNAの損傷が原因
前回は活性酸素は処理され「めでたしめでたし」で完結しちゃって、「じゃあ活性酸素なんて気にしない」と思ったかもしれません。
でも「安心しないでください」・・・何せ相手は「気体」だし、反応が素早いので、処理が出来ない場合が出てきます。
それに過酸化水素から水になってくれればいいのですが、何かの拍子に「ヒドロキシラジカル」(2016.1.6の添付図ではハイドロキシルラジカルとなっています)に変化することがあります。
「何かの拍子」というきっかけは、そこに銅イオンや鉄イオンといったミネラルとの接触のようで、そうしてみるとやみくもに「ミネラルサプリ」を採るのも考えものですね。
このヒドロキシラジカルが最強の活性酸素で、これが細胞の中で一番大切なDNAまでも破壊(損傷)する力を持っています。
この損傷が原因で、その細胞が「ガン化」されていくことになります。