江戸時代に「玄米」から精米した「白米」を食べるようになって流行した病気とは

これまでに、ビタミンE・ビタミンC・ポリフェノール類などについて書いてきました。
これらは「抗酸化物質」という分類に入っています。
それではビタミンB群はどうなのか? ってことになりますが、これらは「酵素」に関連しているようです。

ビタミンB群には、ビタミンB1・ビタミンB2・ニコチン酸・パントテン酸・リポ酸・葉酸などの種類がありますが、どれもアミノ酸によって作られる酵素にいろいろな形でくっついて別々の酵素を作り上げています。酵素の補助的役割を負っているので「補酵素」と呼ばれています。

江戸時代に「玄米」から精米した「白米」を食べるようになってから「脚気(かっけ)」という病気がはやりました。最後期の徳川将軍たちは、ほとんど脚気で若死にしています。
明治になって、鈴木梅太郎さんがビタミンB1を抽出することに成功し、これで脚気という病気から解放されました。
ビタミンB1が補酵素として関連する酵素が出来なくて、何かの反応が止まってしまい起きた現象(病気)なのでしょう。
これぞ「酵素の力!」というのがよく解りますね。


これまでに、ビタミンE・ビタミンC・ポリフェノール類などについて書いてきました。これらは「抗酸化物質」という分類に入っています。それではビタミンB群はどうなのか? ってことになりますが、これらは「酵素」に関連しているようです。ビタミ...

Posted by ヘルシーリンパ on 2016年2月25日


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