厄介なのは変異しやすいA型ウイルス

1918年・1919年に発生した「スペイン風邪」は世界中で大流行(パンデミック)しました。
このときの死亡者数は5000万人以上とも言われ、特にヨーロッパでは第1次世界大戦中で、この風邪の流行によって戦争が終わったとも言われています。

後になって死亡した人を解剖した結果、このときのは「豚インフルエンザウイルス」だったようで、弱毒生と言われるウイルスが人への感染途中に強力なものに変性したのかもしれません。

このウイルスにはA型・B型・C型があり、B型・C型は遺伝子が安定しているので、一旦このウイルスによって感染すると、私達の細胞には免疫が出来て、後はほとんど感染しなくなります。
問題は「A型」です。このA型ウイルスの表面に付いている物質がHとNに分類され、それが変異しやすく、これまでに多くの変異型が見つかっています。
ちなみに豚ウイルスは「H1 N1」という型、強毒性があると言われる鳥ウイルスは「H5 N1」という型に分類されます。


1918年・1919年に発生した「スペイン風邪」は世界中で大流行(パンデミック)しました。このときの死亡者数は5000万人以上とも言われ、特にヨーロッパでは第1次世界大戦中で、この風邪の流行によって戦争が終わったとも言われています。後...

Posted by ヘルシーリンパ on 2016年3月3日


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