食べ残しで生ゴミ堆肥を作る!②

生ゴミ堆肥を作る「主役」は好気性微生物ですから、まず「酸素」が必要です。
次に「水分率」で、生ゴミを投入して、発酵箱の内容物の水分率が 50~60% くらいになるようにします。
それを実現するための細工がうまくいくと、夏場など投入してから1~2時間で発酵が進み、温度が60℃以上に上昇してきます。
冬の寒いときでも、冷たい発酵箱の中で、どっかの部分で発酵が始まり、徐々に全体が温まってきます。
だから環境温度は15℃以上が望ましいのですが、それ以下の環境でも時間を掛ければ発酵してくれます。

水分率を発酵しやすい状況にもっていくために、「発酵資材」なるものを作ったのです。
これは「木のチップ(プレナー屑)」「米ぬか」「油(スーパーからの廃油)」「酵素水(これが決めてになった)」を混ぜて、一旦発酵させ、乾燥させた資材です。
これを生ゴミと混ぜて(添付写真を参照)水分率の調整をします。

うまく発酵が進むと、処理箱内の温度が70℃以上になりますが、この温度上昇は微生物が作り出した「エネルギー(ATP)」によるものです。
添付の写真は発酵用の処理箱です。これで生ごみを「150Kg」一括処理できます。



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