筋肉疲労が病気の原因だった(福増一切照著)から引用⑤

筋肉疲労はこう治療する・触手療法とは

揉まずにそーっと押す

実際の触手療法は、まず患部を手(または指)でそーっと触ることからはじまります。
そして除々に、少しずつその手に力を加えていきます。
その圧迫で患者さんが痛いっと感じる瞬間があります。それは微妙ですが、敏感に反応しますから、察知したら、その圧力をかけたまま、しばらく時間を待ちます。
ほんのわずかな時間で、そこの筋肉がふっと緩む感じが伝わってきますから、そこでまた少し圧してみて、また痛みを感じたところで間をおきます。

こうして筋肉が少しでも緩むと、そこに血が流れるようになり、筋肉の中の疲労物質が減っていきます。
触手療法は、筋肉自身に自分が異常であることを感知させ、その筋肉自体が自分から緩んでくるのを待つというのが基本です。



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