酵素ってなに?(22)

まとめ(4)

エネルギーサイクル図の左下辺りに活性酸素の動きを加えてあります。
エネルギーを作り出す際には、必ずスーパーオキサイドラジカルという活性酸素が生まれます。するとすぐにスーパーオキサイドデスムターゼ(SOD)という酵素が分解反応を起こして過酸化水素にします。
すると、すぐカタラーゼという酵素が介在して「過酸化水素」を「水」に持ち込み、メデタシメデタシになるという図になっています。

この反応がどのくらいのスピードで行われているか?
何とカタラーゼ1個の分子で、1秒間に90,000個の過酸化水素分子を分解してしまうのです。
これは危険な物質を素早く排除しようとしているからかもしれません。
普通は1秒間に10,000個くらいのスピードのようです。

酵素・・・恐るべし!!



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