2017.04.03
カテゴリ:腸の話
腸の話⑳
赤ちゃんが母親のお腹にいるときは、腸内細菌など住んでいません。
母親の産道を通るときに細菌が子供に「感染」したり、オッパイを飲むときに入り込んでいくようです。
ほ乳類では、生まれてすぐ子供が母親のお尻をなめる動物もあるようで、腸内細菌の必要性を本能的に感じているんですね。
[腸の話⑱] で話しました「免疫作用」ですが、これらを実行する「免疫細胞」の増殖には「腸内細菌」が深く関わっていて、両者が互いに協力しながら私達の身体を守ってくれています・・・本当に不思議ですね。