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2016.02.15
水と油の関係
「仲が悪い」ことを、「あの2人は水と油だ」と表現します。水に油を垂らすと、油が浮いたままで、水に馴染みません。血液は「水」なので、油を「コレステロール」という構造に変え、血液に馴染ませて身体全体へ…
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2016.02.10
カラダの中で酸化が起こると・・・
天ぷら油は2~3回使うと、もうカリッと揚げられなくなってきて、「油が酸化されちゃったから、もう捨てよう」ってことになります。私達の身体を構成する細胞の膜が「脂質」で作られていることは、既に話してあ…
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2016.02.09
酸化・還元はシーソーゲーム
これから活性酸素の「悪さ」をまとめようとしていますが、その前に「酸化・還元作用」について触れておきます。全ての化学反応は酸化・還元によるものだからです。酸化とは「電子を奪う働き」のこと、還元とは「…
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2016.02.08
酵素は反応促進用「触媒」
酵素は、それぞれの反応系の素材(元素)中に取り込まれることはなく、全て間接的に寄与しています。理科の実験のとき教えてもらったことのある反応促進用「触媒」に当たるものです。この酵素(触媒)のお陰で…
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2016.02.04
「酵素」群が、活性酸素を素早く処理する
エネルギー発生の代償として発生した活性酸素ですが、それらを素早く処理する働きをするのが「酵素」群です。スーパーオキサイドラジカルを処理する酵素が「スーパーオキサイドデスムターゼ(SOD)」で、過酸…
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2016.02.03
ヒドロキシラジカルの攻撃による影響は数年後にジワーッと表面化する
このヒドロキシラジカルですが、全く別の経路からも生じることがあります。放射能です。放射線の働きは、身体に入ったとき、水(H2O)に反応して、ヒドロキシラジカルを発生させることです。少しの放射線量…
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2016.02.02
細胞のガン化はDNAの損傷が原因
前回は活性酸素は処理され「めでたしめでたし」で完結しちゃって、「じゃあ活性酸素なんて気にしない」と思ったかもしれません。でも「安心しないでください」・・・何せ相手は「気体」だし、反応が素早いので、…