畑作日誌 2014.09.03
神谷式資材として、他にもいろいろあるようですが、
私の場合は、下記の写真にある2つを土に入れて、耕耘します。
キラエース (粒状と粉状の混合)
大豆や他の穀物類や、干し草を超高熱菌という微生物で発酵させたものです。
植物に育成に必要とされるチッ素・リン酸・カリはそんなに含まれていません。
キラエースを投入することで、土壌中にチッ素固定菌・放線菌・乳酸菌・酵母菌、
そして光合成細菌などを生かすように働きかけているようです。
キラエースを投入することで、草を減らしたり、
虫を寄せ付けないなどの作用が期待できます。
若葉の里2号 (液状)
光合成微生物とトウモロコシ澱粉の発酵濃縮液と書かれていますが、
私にはよく解りません。
木酢液を作るような原理(蒸留)で得た液と混ぜ合わせたような感じです。
耕耘時に100~200倍に薄めて土に散布しておくことで、
土を軟らかくする作用があります。
水で700倍に希釈して、夕方に葉面散布すると、
野菜類の生育が良くなります。
生育期間中、1m2 に対して、15cc を400倍ほどに希釈して、
ジョロで土に散布します。
土のpHを弱酸性に保ち、生育を促します。
耕耘時の投入量について
基本の投入量は、1反歩(300坪)に対して、
- キラエース 25袋
- 若葉の里2号 2缶
を目安にしているようです。
それから計算してみると・・・
【1坪あたり】
- キラエース 0.1袋
- 若葉の里2号 100cc
【1㎡あたり】
- キラエース 300g
- 若葉の里2号 30cc
投入後の処理
上記のように資材を投入し、耕耘したあと、
1週間(もう少し短い間隔でもいいようです)おきに耕耘をし、
最初から数えて合計4回やることが大切です。
そこで、資材の投入から植え付けや種まきまで、
2~4週間が必要になるので、その辺りを計画に入れておかねばなりません。